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パイ生地製造会社用の冷却

レンタル冷却システムでパイ生地生産を継続

  • チャレンジ

    熱交換器の故障後、生地製造会社の生産継続を支援

  • ソリューション

    新しいCO2凝縮ループが最低温度-20°Cに達しました

  • 結果

    パイ生地生産が継続され、Cérélia の収益損失が回避されました。

クライアント:Cérélia

位置:フランス、ウルト

セクター:食品と飲料

チャレンジ

故障した熱交換機を高速時間の2倍で取り換える

Cérélia はフランスのパイ生地製造リーダーです。パフ、ショートクラスト、スウィートショートクラストなどの美味しい生地はウルト生産施設で製造され、フランス中に流通される製品です。施設の熱交換器が故障して生産が止まった時、この会社は急いで対応するために、当社に診断を依頼されました。私たちは直ちに高圧CO2 /NH3ループのNH3側でCO2凝縮ループが故障していることを発見しました。

ループに3個あるコイルのうち、2個のコイルだけが冷却されていました。私たちの仕事は3個のコイル全てを冷却するよう対策を打つことでした。私たちは迅速に対応しなければなりませんでした。

プロジェクト調査ファイル

-20°Cチラーの最低温度
16 bar熱交換機の圧力
5 か月レンタル期間

ソリューション

チラーと熱交換器を運び入れ、急速に設置しました。

それからまもなく私たちはCéréliaをフル生産体制に戻す計画を考案しました。まずCO2を冷却するためにグリコール溶剤を使用し、CO2凝縮ループを800 kWチラーと熱交換機で取り換えました。システムはマイナス20℃という冷温に達しました。Céréliaは当社の冷却システムを5ヵ月レンタルしました。これにより、お客様は当社のモデルを十分に検証し、恒久システムの最適な作動範囲を確認することができました。

結果

Cérélia はパイ生地生産を継続し、収益損失を回避しました。

パイ生地施設は直ちに生産を再開し、フランス人の美味しいパステリーへの飽くことのない食欲が満たされました。迅速な対応が生産停止中のCéréliaの損失を最低限にとどめました。お客様は恒久設備への投資を開始する前に、レンタルモデルによりシステムの試験と検証を実施することができました。

「AggrekoはCéréliaの冷却システムの設計と設置に極めて迅速に取り組みました。この結果、具体的な目標に合う効率的で信頼性のあるシステムが生まれました。」

ケーススタディタグ
  • 事例紹介
  • ヨーロッパ
  • 食品と飲料